ラセック手術を検討していると、
「どれくらい痛いの?」「本当に耐えられるの?」と不安になりますよね。
ラセックの痛みは術後2〜3日がピークで、ヒリヒリとした強い痛みを感じる方が多いです。ただし、その後は徐々に落ち着き、1週間ほどで日常生活に戻れるケースが一般的です。
とはいえ、「思っていたより痛かった」と感じる人もいれば、「意外と大丈夫だった」という人もおり、痛みの感じ方には個人差があります。さらに、痛みの原因や経過を知らないまま手術を受けてしまうと、不安が強くなり後悔につながることもあります。
そこで本記事では、視能訓練士の立場から
ラセックの痛みの強さ・ピーク・回復までの流れを時系列でわかりやすく解説します。あわせて、痛みの原因や和らげる方法、レーシックやSMILEとの違い、ラセックが向いている人の特徴までまとめています。
「自分にラセックは向いているのか」「痛みに耐えられるのか」を判断できるようになる内容になっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事でわかること
・ラセックの痛みはいつ?
・痛みのピークから回復するのはいつ?
・実際の声

執筆・監修:eye | 視能訓練士(CO)
都内大学病院、クリニックなどに勤務し、これまで幅広い年代の患者様の視機能検査や視能訓練に携わってきました。
得意分野は、白内障やICLなどの手術前検査とその評価(視能訓練士視点)をすることです。
【所属】日本視能訓練士協会 会員
*本ページはプロモーションが含まれています。
※掲載医院の選定については独自の視点で執筆しております。
※最新情報は各医院公式サイトにてご確認ください。
ラセック手術とは|レーシックとの違いも解説

ラセック(LASEK)は、レーシックと同様にレーザーを使用して視力を矯正する手術の一種ですが、角膜の削り方に大きな違いがあります。 角膜が薄い方や格闘技などの激しいスポーツをする方でも受けられるため、レーシックが適応外となった方にとっての「第2の選択肢」として選ばれることが多い手術です。
ラセック(LASEK)の仕組み
レーシックと似た手術方法でラセック(LASEK)という手術方法があります。
レーシックと同じように角膜を削って近視を矯正する方法ですが、レーシックとの大きな違いは角膜にフラップ(蓋)を作るか作らないかの違いです。
ラセックはフラップを作らず角膜の表面を液体でふやかした後に削り、そこに近視や乱視矯正分レーザーをあてて削ります。ふやかして削った部分は10日か2週間くらいかけて再生していきます。
照射が終わった後は、めくった上皮を元の位置に戻し、その上から保護用のコンタクトレンズを装着して表面が再生するのを待ちます。
この方法のメリットは、角膜を削る量を最小限に抑えられ、なおかつレーシックのような厚いフラップを作らない点にあります。角膜の強度を高く保てるため、将来的な目のトラブルを避けたい方にとって非常に合理的な仕組みといえるでしょう。

角膜にフラップ(蓋)を作らないことで、ドライアイやグレアハローと言って光のぎらつきを軽減できます。
レーシックとの違い
レーシックとの決定的な違いは、術後の「フラップの安定性」と「矯正できる角膜の厚さ」にあります。 レーシックは角膜を深く切ってフラップを作るため、術後に強い衝撃が加わるとフラップがずれるリスクがありますが、ラセックは表面の上皮しか扱わないため、治癒後はフラップがずれる心配がほぼありません。
また、レーシックでは角膜が薄すぎて手術ができないと診断された方でも、ラセックなら手術可能なケースが多くあります。 ただし、表面を直接削るため、レーシックに比べると術後の痛みを感じやすく、視力が安定するまでに時間がかかるという側面も持っています。

手軽さや即効性を求めるならレーシック、安全性やスポーツへの適応を優先するならラセック、という使い分けが一般的です。
【手術を受けた人の声】ラセックの痛み

ラセックの痛みはどんなものか、手術中と手術後では痛みに違いがあるのでそれぞれ説明します。

眼科で勤務する視能訓練士として、ラセック術後の患者さんからは「2〜3日目が一番つらかった」という声を聞くことが多いです。
手術中~当日の痛み
手術直後は局所とは言え麻酔がしっかりと効いているため、ほとんど痛みを感じることはありません。しかし、徐々に麻酔が切れ始めると、目に異物感や軽い刺激を感じ始めることがあります。
ラセック手術では、角膜上皮を一時的に剥がすため、手術直後は角膜が非常にデリケートな状態です。麻酔によって感覚が鈍くなっていますが、剥がされた角膜上皮がむき出しになっているため、わずかな刺激にも反応しやすくなります。
多くは、「手術中は全く痛くなかった」と語られています。ただし、手術後時間がたつにつれて「目がゴロゴロする」「涙が自然に出てくる」「光が眩しく感じる」といった症状が出始めることが多いようです。これは、麻酔の効果が薄れるとともに、角膜の創面が刺激を受け始めるサインと言えます。
翌日~2、3日後の痛み
手術翌日は多くの方が痛みのピークを感じます。表現としては、「目が開けられないほどの痛み」「ズキズキと脈打つような痛み」「焼けるような痛み」など、より強く辛いと感じる方が多いようです。
手術によって剥離された角膜上皮の影響が痛みを増強させる要因となります。
「朝起きたら激痛でびっくりした」「一日中、痛みに耐えるのが辛かった」といった声が多数見られます。中には、あまりの痛みに鎮痛剤が手放せなかったという方も少なくありません。

そこまで痛みを感じないと言う人もたまにいましたが、多くの場合は痛みが強いと言ってました。
4日目〜1週間の回復経過
手術後2~3日より痛みが落ち着くケースが多いですが、それでも痛みがなくなるわけではなく、中には仕事をする気になれない人もいました。
保護用のコンタクトレンズのおかげでわずかに痛みを抑えている効果もあるので、手術約4日後に外すことで痛みがまた出てつらかった声もありました。
もちろんこの頃には痛みも治まった方や、鎮痛剤を服用することで全く問題なかった方もいるので個人差は大きいですが、手術後1週間くらいまで痛みがありその後はどんどん治まっていく方が多い印象です。
視能訓練士が解説|なぜラセック手術は痛いのか

「なぜラセック手術は痛いの?」ここでは、手術が痛みにどう影響するのかを詳しく解説します。

視能訓練士として術後経過を見てきた経験からも、ラセックは角膜上皮が再生する過程で痛みを感じる方が多い手術です。
角膜上皮への直接的なアプローチが痛みの原因に
ラセック手術では、角膜の最も表面にある上皮を薄く剥がし、その下の角膜実質に直接レーザーを照射するため、術後に痛みを伴うことが多いとされています。
角膜上皮には多くの知覚神経が分布しており、それを剥がすことで神経が刺激されます。また、上皮が再生するまでの数日間は、角膜がむき出しの状態になるため外部からの刺激を直接受けやすく、痛みを感じやすいと考えられます。
これまでの解説でも触れてきたように、ラセックの体験談では「手術当日よりも翌日の方が痛かった」「数日間、ズキズキとした痛みが続いた」という声が多く聞かれます。これは、角膜上皮が再生するまでの間、痛みが続く理由です。

2週間くらいかけて角膜上皮は再生していくので、それに伴い徐々に痛みはなくなっていきます。
ただし個人差がある
同じラセック手術を受けた人でも、痛みの感じ方には大きな個人差があります。
痛みに対する感受性、角膜の状態、術後のケアの仕方など、様々な要因が痛みの感じ方に影響を与えるためです。
体験談からも「あまり痛くなかった」という人もいれば、「想像以上に辛かった」という人もいます。他の方の体験談はあくまで参考程度にとどめた方がよいかもしれません。
ラセックの痛みを和らげるための工夫

ではこの痛みをどう乗り越えていけば良いのでしょうか?一般的に言われている対処法を紹介します。
手術直後から適切な鎮痛処置を行う
手術直後から、医師の指示に従って適切な鎮痛処置を行うことが、痛みのピークを抑えるために不可欠です。
痛みが本格化する前に鎮痛剤を服用したり冷却したりすることで、痛みの悪化を防ぐことができます。
手術後、眼科から処方される痛み止めは、効果的なタイミングで服用することが重要です。自己判断で服用を遅らせたり、量を減らしたりせず、医師や薬剤師の指示に従いましょう。また、冷却ジェルパックや冷やしたタオルなどで目の周りを優しく冷やすのも、痛みを和らげる効果が期待できます。
術後の目を安静に保つ
手術後は、目をできるだけ安静に保ち、刺激を与えないようにすることが、痛みを最小限に抑えるために重要です。
角膜上皮が再生するまでの間、目は非常にデリケートな状態です。目を酷使したり、外部からの刺激を受けたりすると、痛みが悪化する可能性があります。
手術後数日間は、外出時、紫外線や風から目を保護するために、保護メガネやサングラスを着用することが推奨されます。また、目をこすったり、触ったりするのも厳禁です。

我慢する人が多くいますが遠慮なく相談してほしいです!
鎮痛処置も方法がいくつかあるので、鎮痛剤が効かない時は医師に遠慮なく痛みについて相談すると別の鎮痛剤の提案などされることもありますよ。
ラセックの痛みは他の近視手術より強い?

ラセックは他の近視矯正手術と比較して、術後の痛みを感じやすい傾向にあります。 これは手術の術式上、角膜の表面にある神経が集中した層を直接処置するためで、痛みに敏感な方にとっては事前の理解が非常に重要です。
痛みが強く出る理由は、角膜の削り方や傷口の治り方に違いがあるからで、レーシックやICLなどは角膜の深い層を扱うため、表面の知覚神経への影響が比較的少なく、痛みも短期間で落ち着くのが一般的です。 対してラセックは、表面の再生を待つプロセスがあるため、他の手術よりも数日間は特有の痛みや違和感が続きます。
レーシックとの痛みの違い
レーシックとラセックを比べると、術後の痛みの強さと持続期間には大きな差があります。 レーシックは角膜にフラップ(蓋)を作って内側を削るため、術後の痛みは数時間程度で、翌日には「ゴロゴロする」といった違和感程度に落ち着くことがほとんどです。
一方でラセックは、角膜の表面を直接削るため、麻酔が切れた後から強い痛みが出やすく、それが数日続くことも珍しくありません。これは表面が再生するまでの避けては通れないステップです。
スマイル(SMILE)との違い
スマイル(SMILE)は、レーザーで角膜の内部に「片」を作り、数ミリの小さな切り口からそれを取り出す最新の手術で、ラセックよりも痛みは格段に少ないです。 切り口が非常に小さいため、角膜表面の神経へのダメージを最小限に抑えることができ、術後の痛みやドライアイのリスクも非常に低く抑えられています。
ラセックの場合は角膜の表面を広範囲に処置するため、スマイルのような「低侵襲(体に優しい)」とは言い難い面があります。 スマイルなら翌日から仕事復帰ができる場合が多いのに対し、ラセックは痛みで目を開けるのが辛く、数日は安静が必要になるでしょう。
ICLとの違い
眼内コンタクトレンズ(ICL)は、角膜を削らずに目の中にレンズを入れる手術であり、ラセックのような「角膜を削ることによる痛み」はありません。 手術自体は数ミリの切開で行われ、点眼麻酔が効いているため術中の痛みもなく、術後の痛みも「少ししみる」程度で済むことが一般的です。
ラセックは角膜の表面が再生するまでヒリヒリとした痛みが続きますが、ICLは傷口が非常に小さいため、回復が驚くほど早いです。痛みに関しては、表面を削り取るラセックの方が、レンズを挿入するICLよりも術後の苦痛は強いと考えるのが妥当です。
痛みがあってもラセックが向いている人|選ばれる理由

ラセック手術のデメリットとして、多くの方が気になるのはやはり「痛み」ですが、それ以外にも知っておくべき点があります。ここでは、それでもラセック手術が選ばれる理由について解説します。
角膜が薄い方でも手術が可能
レーシックでは角膜の厚みが足りないために手術を受けられなかった方でも、ラセックであれば手術が可能な場合があります。
ラセックは、角膜の表面の上皮のみを処理するため、レーシックほど角膜の厚みを必要としません。
近視がやや強く、レーシックを諦めていた方にとって、ラセックは視力回復の希望となることがあります。事前の検査で角膜の厚みが不足していると診断された場合は、ラセックを検討する価値があります。
ドライアイが気になる人
レーシックでフラップを作成しないため、術後のドライアイのリスクが低い可能性があると言われています。
角膜の神経は、涙の分泌を促す役割も担っています。レーシックのように角膜深部の神経を大きく切断しないラゼックは、ドライアイのリスクを抑えられると考えられています。
ドライアイに悩んでいる方や、コンタクトレンズの使用でドライアイが悪化した経験のある方にとって、ラセックは魅力的な選択肢となることがあります。
スポーツを良くする人:フラップリスクを避けられる
レーシックのように角膜にフラップを作成しないため、フラップに関連する合併症(フラップのずれ、感染など)のリスクがありません。
角膜上皮は自然に再生するため、フラップのような構造的な問題が起こる心配がないのです。
フラップ合併症のリスクを懸念する方にとって、ラセックはより安全な選択肢となることがあります。特に、格闘技など目を強くぶつける可能性のあるスポーツをする方には、ラセックが推奨されることもあります。

ラセック手術は確かに痛みや回復期間といったデメリットがありますが、角膜の条件によってはレーシックよりも適している場合や、特定のメリットを重視する方にとっては非常に有効な視力矯正手術と言えますよ。
ラセック手術を受けられる病院~in東京~


最後にここでは簡単に東京でラセック手術を受けられる病院を紹介します。
もし気になる方は説明会や適応検査を受けに行くことをお勧めします。
新宿近視クリニックは無料で説明会や適応検査受けられますので、病院の雰囲気や情報を得るためにも足を運んでみてはいかがでしょうか?
👉もし東京以外でラセックを検討されている方はこちらの記事に紹介しているので見てみてください
| 最寄駅 | 費用 | 特徴 | |
| 新宿近視クリニック | 新宿駅西口より徒歩4分 新宿西口より徒歩1分 | VarioDesignLASEK:209000円(税込) プラチナLASEK:174900円(税込) | 定期的に無料説明会あり 幅広く視力矯正手術をおこなう |
| 冨田実アイクリニック | 東銀座駅より徒歩2分 銀座駅より徒歩5分 | オーダーメイドLASEK:404,800円(税込) 角膜強化型オーダーメイドLASEK:492,800円(税込) | 手術執刀10万症例以上 様々な近視矯正手術をおこなう |
新宿近視クリニック
新宿近視クリニックは、ICLやレーシック、リレックススマイルなどといった様々な近視矯正手術をおこなっているクリニックです。
近視治療の実績は10万件以上と経験豊富な、厚生労働省認定先進医療実施施設でもあります。無料説明会も定期的に開催されており、さまざまな治療方法についての説明してくれ、自分に合う治療法の提案もおこなってくれます。もちろんラセック手術についても相談にのってくれます。その際簡易検査も無料でおこなってくれますので一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
| 新宿近視クリニック | 基本情報 |
| 費用 | VarioDesignLASEK:209000円(税込) プラチナLASEK:174900円(税込) |
| 最寄駅 | JR新宿駅西口より徒歩4分 都営大江戸線 新宿西口より徒歩1分 |
| 休診日 | なし |
| 診療時間 | 10:00~19:00 |
冨田実アイクリニック
冨田実アイクリニックではレーシックやICLなどの近視矯正手術や老眼治療など幅広く治療をおこなっており、院長は眼科手術執刀10万症例以上の実績があります。
手術後のアフターケアに対して大切にし再手術保障制度を設けたり、診療を大切に考えることから1日の手術件数を抑え、患者さんと向き合う時間を大切に考えています。多くの実績を持つ医師の手術を検討している方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
| 冨田実アイクリニック | |
| 費用 | オーダーメイドLASEK:404,800円(税込) 角膜強化型オーダーメイドLASEK:492,800円(税込) |
| 最寄駅 | 東京メトロ日比谷線・都営浅草線東銀座駅より徒歩2分 東京メトロ銀座線・丸の内線・日比谷線銀座駅より徒歩5分 |
| 休診日 | 年末年始 |
| 診療時間 | 9:30~13:30/15:30~19:00 |
よくある質問

ラセック手術を検討する際、多くの方が共通して抱く不安や疑問を解消しておくことは、納得のいく選択をするために欠かせません。
疑問の多くは、術後のダウンタイムや個人の体質に関する内容に集中しています。代表的な質問については、以下の通りです。
Q.ラセック後は仕事を何日休めばいいですか?
ラセック手術を受けた後は、最低でも3〜4日間、できれば1週間程度の休みを確保しておくのが理想的です。 術後数日間は痛みのピークと重なり、目を開けていること自体が辛かったり、涙が止まらなかったりすることが多いからです。無理をすれば翌日からパソコン作業ができるかな?」と考える方もいるでしょうが、視界がかすむため作業効率は著しく低下します。
特にデスクワークやスマホ操作は、術後のデリケートな目に負担をかけ、回復を遅らせる原因にもなりかねません。 4日目以降に保護用のコンタクトレンズを外した直後も、一時的に視界がぼやけることがあるため、余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。 車の運転が必要な職業の場合は、視力が安定するまで1週間以上見ておいた方が安全でしょう。
術後3日間は完全に目を休める期間とし、仕事復帰は視力が落ち着き始める4日目以降を目安にしてください。
Q.痛みに弱い人でもラセック手術は受けられますか?
痛みに不安がある方でも、適切な処置と事前の準備があればラセック手術を受けることは十分に可能です。「痛みに弱くて注射も苦手だから、耐えられるか心配…」という方も、医師と相談して強力な鎮痛剤を処方してもらうことで乗り切ることができます。
痛みには確かに個人差がありますが、ずっと続く痛みではないため、その先の「裸眼生活」という大きなメリットを支えに頑張る方がほとんどです。
まとめ|ラセックの痛みは数日がピーク

ラセック手術の痛みは、手術当日ではなく麻酔が切れてから数日間続く可能性のある痛みであり、特に翌日が痛みのピークとなることが多いです。対策としては痛み止めの適切な服用、冷却、安静、処方された目薬の点眼、サングラスの着用などが挙げられます。
視能訓練士の立場から見ると、術後の痛みは強い傾向がありますが角膜が薄い方やドライアイのリスクを避けたい方、フラップ合併症のリスクを避けたい方にとっては、レーシックにはないメリットも存在するため、選択肢の一つとして考慮できます。
自分に合った手術方法で近視を矯正し、快適な見え方を得られることを願います。






